漫画好き文化系が、ケイリン選手に 横山愛海さん、新人戦デビュー戦
自転車競技を始めてわずか4年余り。漫画好きだった文化系少女が、国内最高峰「ガールズケイリン」の舞台に立つ。
高知工業高校の自転車競技部員だった横山愛海(あみ)さん(21)。3月に日本競輪選手養成所(静岡)を卒業し、4月30日から宇都宮競輪場で開催される新人戦「ルーキーシリーズ」でプロのケイリン選手としてデビューする。
高校に入るまで、スポーツとは無縁の生活を送っていた。中学は美術部。将来は漫画家かデザイナーになりたいと、同校総合デザイン科に進み、漫画研究部に入った。
そんな「文化系」高校生の心をつかんだのが競技自転車だった。体にフィットしたユニホーム姿で、室内練習用の自転車を猛スピードでこぐ同級生が、かっこよく見えた。
2年生でマネジャーとして自転車競技部に入部したが、「同級生がレースで活躍する姿を見て、自転車に乗りたい気持ちを抑えられなくなった」。同校でコーチを務めていた山本剛(たけし)さん(61)の誘いもあり、3年生で選手に転向。毎日3時間の練習に加え、週末は1日50キロのロード練習にも出て力を付けた。
3年で挑んだ四国選手権では成績が振るわず、インターハイ出場を逃した。「練習を結構やったのに出場できなかったことが悔しかった。自転車でトップを目指したい気持ちが強くなった」。負けず嫌いの性格が背中を押した。
卒業後はアルバイトをしながらプロ選手を目指した。平日は高知競輪場(高知市)で練習を積み、週末には海岸沿いを150キロ近く走り込む日もあった。
2021年秋、2度目の挑戦で養成所の試験に合格。自転車漬けの生活を1年ほど送り、今年3月に卒業した。いまはデビューに向けて練習に励んでいる。
ケイリンの自転車のスピードは最速で時速60キロにもなる。「間近で見ると、そのスピード感と迫力を感じてもらえるはず。将来は集まった観客の期待に応えられる選手になりたい」
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