【宇都宮競輪場】 第６回ウィナーズカップ ３月１８日から３月２１日

今年初優勝となった静岡記念では、４５才という年齢をまだまだ感じさせない確かな差し脚を披露。そして迎えた取手全日本選抜は３着３着３着４着と未勝利に終わったが、随所にベテランならではのリカバリーを見せ大敗はせず。相変わらず口も良く回るが、脚も良く回るのがこの人の真骨頂！　今開催も”絶口調”といきたい。

昨年の寛仁親王牌でじつに４年振りのＧ１タイトルをゲット。”関東の若大将”と言われて久しいが、今や押しも押されもせぬ”関東の総大将”と言っても過言ではないだろう。全日本選抜では決勝こそ単騎戦となり不発に終わったが、初日、２日目と自ら動いて連勝を飾り周囲を唸らせる走りは健在。

いつ獲ってもおかしくないと言われていたガールズＧＰを昨年ようやく制し、新女王に君臨。逃げ、捲り、差しと展開をきっちり見極めた上でのド迫力仕掛けはまさに圧巻。昨年の当大会では落車の憂き目となっただけに、今開催はリベンジ、そして忘れ物を取り返す場所にしたい。

昨年暮れのガールズＧＰでは４連覇を阻まれたが、年明け後はうっぷんを晴らすかのようにＶラッシュ。当大会は一昨年、昨年と連覇中だけに今年は３連覇の期待がかかる。連覇が止まったガールズＧＰの分も、ここで雪辱を期す。