
川崎競輪場で小田原市営のミッドナイト競輪が15日~17日の日程で開催される。東京五輪でリザーブだった太田りゆ(27=埼玉)が、あふれる思いを吐露した。
「ここで自分が辞めるのは違う」
ずっと苦楽をともにしてきた小林優香(27=福岡)はメダル獲得を期待されながらも、結果を残すことができなかった。太田は会場で応援していたが「仲間としてショッキングだった」と、ダメージを負っていた。
やれる、やってくれるという自信があった。それに小林がメダルを獲れれば、自分の自信にもなる…はずだった。それが打ち砕かれた。 「自分が負けたわけじゃないけど、ショックだった」 小林の強さ、すごさを知り抜いているだけに…。このまま3年後のパリ五輪まで頑張れるのかと、一瞬不安がよぎった。が、前を向いてペダルをこいでいる。 「10月にはフランスで世界選手権があって、それに出場する予定なんです。もどすくらい練習しています(笑い)。この前なんか、袋に顔を突っ込んでいる写真をSNSにアップされたんですよ! もう!」 世界の壁は高いが、乗り越えることだけが、すべてを癒やす。「必死こいてやらないと」。ゲロを吐いても、やる。仲間の頑張りに応えるためには、何でもやる。パリへの道は、苦しみを越えて切り開く。 初日(15日)はガールズ予選1・1Rに出走する。日本代表選手として圧倒的な勝利を見せつける。
おすすめ 競輪予想サイト

コメントを残す