【大宮競輪F2・モーニング初日7R】V候補の大久保花梨が絶妙仕掛け「飯田さんがかぶるまで待った」

V候補の大久保花梨が絶妙仕掛け「飯田さんがかぶるまで待った」

＜大宮競輪F2・モーニング初日7R＞V候補の大久保花梨（25＝福岡）が「力」と「技」を見せつけて白星スタートを切った。道中は4番手。先に動いた長沢彩を追いながら1センターからスパートすると、グイグイ加速して力強く押し切った。大久保は「調子はめちゃくちゃいいわけではないが、悪くもないですね」と手応えを語った。

　勝因は勝負どころを見極めた判断力。最大のライバルだった飯田風音が内に封じ込められたポイントを見逃さなかった。「飯田さんがかぶるまでちょっと待った。一番いいタイミングで行けた。展開的には一番駆けやすかったですね」。豪快にねじ伏せるだけではなく、相手との駆け引きも絶妙だった大久保。2日目もライバルたちを圧倒してみせる。

あっせん停止だった尾崎睦が今年初戦「気持ちを入れた、思い切ったレース」／向日町

＜向日町競輪：ガールズケイリン＞◇F2◇前検日◇12日

2カ月間、あっせんが止まっていた尾崎睦（37＝神奈川）が、今年初戦を迎える。

「競走が続いた頃は休みたいと思ったが、いざ休んでみると、ゆっくりしてていいのか？　という気持ちになっていた」。競走への熱意は変わらない。

支えてくれた師匠や周囲への感謝も口にした。ここへ向けてはきっちり仕上げてきたという。予1・10Rは「気持ちを入れた、思い切ったレース」で恩返しをする。

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