
玉野市営の松山ミッドナイト競輪(FⅡ)が20日に初日を迎える。2Rには、いわき平GⅠ「オールスター競輪」の3日目に行われたガールズケイリンコレクション2021いわき平ステージ「ガールズドリームレース」を制した〝女王〟児玉碧衣(26=福岡)が登場する。
7月函館「ガールズケイリンフェスティバル」では精彩を欠き、選手生活で初めて決勝を外して気持ちを落としていたが、わずかな短期間で軌道修正に成功した。
「函館、静岡と走ってから気持ちを入れ直そうとオールスターの直前、1年以上ぶりにマッサージを受けました。師匠のお姉さんのところです。優勝できたのはそれが良かったのかな。今まで体のケアとかにそこまで時間を回していなかったし、大事なんだなと気が付きました」と、新たな発見もあり心身ともにリラックスしてきた。
児玉といえば先日、フジテレビ系のバラエティー番組「アウト×デラックス」に出演。〝カネのために走るガールズ女王〟という強欲さを前面に押し出したセンセーショナルなキャラクター設定でその名をとどろかせた。
これまでも、おカネにまつわるエピソードには事欠かず、そうしたイメージの定着にも「まったく気にしていませんし大丈夫です! 私は前からそうですから」と気にかける様子は皆無で、どうだと言わんばかりの表情だった。
ガールズドリームレースの優勝賞金(325万円)で「ダイヤモンドのギラギラしたのが入ったいい時計が買いたい!」と目を輝かせていたが、実際は「市民税の支払いがあったりして時計までなかなか回らなかった…」とのことでガックリ。再度、目の色はドルマークと化して〝銭闘〟モードに突入した。

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