
東京五輪自転車トラック競技日本代表の新田祐大(35=福島)と脇本雄太(32=福井)が9日、GⅠ「第64回オールスター競輪」が開催される福島県・いわき平競輪場で「報告会」を行った。
前検前日の8日まで東京五輪の「ケイリン」に出場して激闘を繰り広げた2人が〝中0日〟の過密スケジュールで「競輪」へ出場する。
新田は「メダル獲得にいたらず。僕自身もそうだけど、チーム自体も目的のゴールにたどり着けなかった…」と努めて冷静に大会を回顧。
脇本は痛恨の敗退を喫した「ケイリン」準決勝を振り返り「いくら万全な状態でも負ける時は負けると痛感しました。でも〝たられば〟は一切なかったんです。実力の結果だから悔しい思いはなかった。もしあったら泣いていますよ。それが無いってことは満足しているってことかな」と〝完全燃焼〟した様子で、晴れやかな表情をみせた。
いずれも東京大会をもってナショナルチーム卒業を表明しており、新田は「素晴らしい経験をさせてもらったし、スポーツの素晴らしい魅力を感じることができた。これからは〝職業・競輪選手〟を頑張っていきたい。長い間培ったこと、学んだことを生かせれば」と話し、脇本も「競技からは引退します。日本の競輪に集中したい。ただ、経験をムダにしたくないし、ジュニアの練習環境などを少しずつサポートできれば」と今後のビジョンを話し本業での活躍を誓った。
【稼げている競輪予想サイト】競輪アンビシャス・競輪ライド

コメントを残す