逮捕された海老根恵太容疑者

埼玉県警は25日、飲食店で20代女性にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつの疑いで、競輪選手の海老根恵太容疑者(43=千葉)ら男2人を逮捕した。
24日午前0時35分ごろ、埼玉県川口市内のバーで20代無職女性の体を触るなどわいせつな行為をした疑い。
海老根容疑者は千葉県所属の競輪選手で、2009年に「寛仁親王牌」でGⅠ初制覇。その年には競輪界最大のイベント「KEIRINグランプリ」を優勝、賞金王にも輝き最優秀選手賞にも選ばれている。
知人の飲食店経営、菊地庸介容疑者(42)も同容疑で逮捕した。川口署は2人の認否を明らかにしていない。同署によると、女性が自ら110番した。バーは当日営業しておらず、知人ら数人で集まって酒を飲んでいたという。
海老根容疑者は競輪のトップクラスで長く活躍し、現在もS級1班の地位を守っている。23日に最終日を行った前橋記念の決勝にも進出したばかりだった。
「まさか、あのえびちゃんが…」。

「まさか、あのえびちゃんが…」。
海老根恵太逮捕のニュースを見た関係者は、おそらく同じ反応だろう。
「わいせつ」「逮捕」の言葉と同列で報じられるとは、信じられない。一報を見る限り、逮捕容疑に対する認否がわからない。ただ、被害女性が警察に通報し、逮捕されたという事実には、ショックとともに「なぜだ」という悔しさが込み上げてくる。
掲載された写真は、逮捕の5日前に撮影した。ひげをたくわえたワイルドな姿があまりに珍しく、カメラを向けたほどだ。本人は「今後、これでいくわけじゃないですよ」と、照れていた。そんな男が…。
182センチと恵まれた体格だが、いい意味で威圧感はなかった。朴訥(ぼくとつ)として謙虚。決して口数が多い方ではないが、ぽろっという自虐的な冗談が印象的だった。09年にKEIRINグランプリを制し、競輪界の頂点に立ったがおごるようなこともなく、全国の競輪担当記者が、彼に邪険にされるような経験はなかったはずだ。
中学時代から110メートルハードルで活躍し、日本一にも輝いた。高校から千葉県に進学した縁で千葉籍だが、もともとは埼玉の出身。埼玉に知人を尋ねたとしても不思議ではない。ただ、23日まで参加していた前橋G3はナイター開催だった。決勝の発走時間は午後8時を回る。前橋も、そして埼玉も飲食店は、その時間はすでに休業要請がかかっていたはずだ。状況的にもレース後、その足で向かったのだろうか。
レースは命懸けだ。缶詰にされて過ごすストレスも想像にあまりある。無事レースを終えた解放感から、たがが外れてしまったのか…。ただ、仮にコロナ禍でなくても、そして仮に犯罪にはならなくても、女性を不快にさせるような性的行為があったとしたら、それは許されない。
海老根恵太は引退?
海老根恵太さんは引退してしまうのでは?と噂があります。


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