渡邉一成が中堅としての仕事を意識 西武園競輪

西武園競輪開設71周年記念(GⅢ・ゴールド・ウイング賞)が15日、開幕する。昨年大会は新型コロナウイルスの影響で中止となり、2年ぶりの開催。渡辺一成(37=福島)が初日特選12Rを前に、深い思いを語った。
人の後ろ回りだった前回前橋の初日特選と決勝は、いずれも目標と共倒れに終わった。「任せた以上は仕方ない。準決しか自分で動けなかったし(手応えを)つかめず終わっちゃったけど(苦笑)」。とはいえ、自身の立場もわかっており、しっかり納得もしている。
「自分で(自力で)やった方がいいなって思うことも正直ある。でもせっかく北日本の若手が育ってきているし、もっと育てていかなきゃなので。自力で頑張りたい(と言う)後輩がいれば任せるし、自分も(番手戦を)勉強してバックアップできるようにならないと」
元気ビンビンで、意気盛んだった〝世界のカズナリ〟ももう37歳。中堅として新たな課題に取り組んでいる。
初日特選12Rは練習仲間の3人でラインを組む。渡辺と高橋晋也(26=福島)と守沢太志(35=秋田)は3人とも静岡を拠点にして、一緒に汗を流している仲だ。
「晋也とは実戦では初連係。強いしとにかく〝普通に〟走ってほしい。自分はこの先を見据えて、疲れが残らないように軽めに調整した。前後を信頼して、いい走りができるように頑張る」
高橋―渡辺―守沢のラインはGⅠ決勝でも通用するレベルの超強力布陣。地元の平原康多(38=埼玉)を抑えて、渡辺が首位発進を決める可能性は大いにある。
渡邉一成(わたなべかずなり)競輪選手 プロフィール

氏名 | 渡邉 一成 |
フリガナ | ワタナベ カズナリ |
府県 | 福島県 |
生年月日 | 1983/08/12 |
年齢 | 37歳 |
性別 | 男 |
登録番号 | 013921 |
期別 | 88期 |
級班 | S級1班 |
級班所属日 | 2018/12/27 |
次期級班 | S級1班 |
脚質 | 逃 |
今期得点 | 111.83 |
西武園競輪場 周長500m

見なし直線距離 | 47.6m |
センター部路面傾斜 | 29゜26´54″ |
直線部路面傾斜 | 2゜51´45″ |
ホーム幅員 | 11.0m |
バック幅員 | 10.0m |
センター幅員 | 7.5m |
※最高上がりタイム 10秒60 會田 正一 1996/04/29

西武園競輪場 バンクの特徴
数ある400mバンクの中で比較的傾斜が浅く直線が短い。
333mバンクに近い性格のバンクといえる。

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