
佐世保競輪S級シリーズ(FⅠ・第2回九十九島三姫賞)は7日に最終日を迎える。主役の山田英明(38=佐賀)は準決で1着と軌道修正に成功。決勝で再度、平尾一晃(24=長崎)の番手回りとなり佐世保3連覇は目前だが、そこに待ったをかけるのが117期の新鋭・石原颯(21=香川)だ。
準決11Rではスタートけん制で前受けを強いられると、橋本瑠偉(26=佐賀)の奇襲先行の前に大きく立ち遅れる。「本当は1周半、駆けるつもりだったんだけど、めっちゃ車間が空いてむちゃくちゃ焦った」とはいえ、打鐘からアクションを起こすと一気に前団をのみ込み、返す刀で番手の阿竹智史(38=徳島)の追撃も振り切った。
「先行したら3番手の佐々木(則幸・44=高知)さんまで連れて行けたのに…」と反省の弁がこぼれたとはいえ、ラスト1周半を11秒0―11秒5―11秒6で駆け抜けたのだから恐れ入る。
「今開催は、力を出し切ることがテーマ。初日みたいなレース(赤板先行)がしたい」と息巻いており、番手の阿竹が「平尾君と石原君が、お互いに譲らずもがき合いでしょうから、発走機についた時に酸素をしっかり吸っておかないと…」とたじろぐほど。
種目は違うが、格闘技史に燦然と輝くドン・フライVS高山善廣ばりの、バッチバチのバトルが展開される可能性もありそうだ。
石原颯(いしはらはやて)競輪選手 プロフィール

氏名 | 石原 颯 |
フリガナ | イシハラ ハヤテ |
府県 | 香川県 |
生年月日 | 1999/12/04 |
年齢 | 21歳 |
性別 | 男 |
登録番号 | 015465 |
期別 | 117期 |
級班 | S級2班 |
級班所属日 | 2021/01/12 |
次期級班 | S級2班 |
脚質 | 逃 |
今期得点 | 104.10 |
佐世保競輪場 周長400m

見なし直線距離 | 40.2m |
センター部路面傾斜 | 31゜28´37″ |
直線部路面傾斜 | 3゜26´1″ |
ホーム幅員 | 10.0m |
バック幅員 | 9.0m |
センター幅員 | 7.5m |
※最高上がりタイム 10秒80 竹内 久人 1999/09/12

佐世保競輪場 バンクの特徴
直線が短く、先行タイプが若干有利となりやすい。

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