
山崎芳仁(41=福島)が、11日開幕の大垣競輪開設68周年記念(GⅢ・水都大垣杯争奪戦)で打鐘先行で逃げ切り勝ち
別線の巻き返し次第では一旦出して立て直す予定だったが「完全にナメられましたね(笑い)。あの展開で駆けなきゃ自力選手じゃないでしょう」と、長らく自力で戦う男が信念を込めた入魂の走りだった。
東日本大震災から丸10年がたった「3・11」という節目の日。当時、福島県内で被災した山崎にとっても特別な日だ。「福島の人間として、こういう時にひとつ(思いを)返せて良かった。ファンの人にとってはいつまでも僕は僕(のイメージ)。自分らしいレースで勝てたのがうれしいし、地元の人たちも喜んでくれると思います」
若さあふれる元気いっぱいの立ち回りは当時のまま。そんな姿をレースで見せ続けることが地元ファンたちへの恩返しであり、山崎にとってもモチベーションを保つ大きな原動力だ。
大垣競輪場 特徴

見なし直線距離 | 56.0m |
センター部路面傾斜 | 30゜37´8″ |
直線部路面傾斜 | 2゜51´45″ |
ホーム幅員 | 10.2m |
バック幅員 | 9.0m |
センター幅員 | 7.4m |
※大垣競輪場 最高上がりタイム 10秒50 ネイワンド 1994/05/08

●バンクの特徴
直線は真ん中が伸び、競りは内外とも力が出せる。
年間を通して伊吹おろしが吹く。風向きは、日によって違うため、どんな戦法も風の影響が大きい。
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